温かみがありふくよかな音色、説得力のある解釈と美音が魅力のボベスコの名盤が復活。
物腰がそそる。美貌のヴァイオリニストは、彼であれ彼女であれ、その立ち居振る舞いが音楽を周囲に振り撒いている。ステージに現れれてフロントに立つ、まだ楽器を構えてもいないのに音楽を感じる。実際にはリハーサルで打ち合わされているのだけど、そこから放たれる何かを感じて指揮者が前奏を始めているような・・・ボベスコの舞台を一度でも見た者なら、あの美貌、あの魅力的な金髪、そして少女のように楚々とした物腰を一生忘れることは出来ないだろう(宇野功芳)。氏の激賞がレコードの紹介にあるように、ローラ・ボベスコが日本に紹介された時のセンセーショナルを覚えている人は同じ思いでしょう。
Viotti : Concerto for Violin and Orchestra No.22 in A Minor & 23 in G Major – Lola Bobesco, Kurt Redel / Rheinland-Pfalz State Philharmonic Orchestra – TALENT-SILKROAD
女流ヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコのコレクションシリーズ第4弾が登場
中古市場では4万〜5万円で取引されている。ヴィオッティの録音は最近では新しい録音も、珍しい。
現在のヴァイオリン演奏に使われる弓を完成させたヴィオッティは、ヴァイオリン協奏曲をたくさん作曲してバロック時代とは違うヴァイオリンの魅力を引き出す礎となりました。中でもヴァイオリン協奏曲第22番と23番などは、優れた演奏が多くありローラ・ボベスコのこのレコードでは、イザイのカデンツァで22番を演奏しています。
23番の第3楽章はボベスコ自身のカデンツァで純音楽的とは違った音楽で魅了している。
美貌のヴァイオリニストたちは自分の魅力を表現することを演奏に注いでいるようで、一代の音色を聞かせる。ストラディバリウス、ガルネリウス・・・銘機は名手を転々としています。勿論楽器固有の持ち味は感じますが、以前の持ち主の演奏がレコードで数多く聴けるものでも新しい持ち主は同じ音を奏でない。クラシック音楽に魅了されてレコード録音を真剣に聴き始めて、オペラ歌手の声は一代限りのものであることはまもなく気がついた。古い録音でも、ディーヴァと言われたソプラノたちの残した録音の魅力はそこにある。楽器演奏も同じなのだなと、ローラ・ボベスコの演奏に接すると感じる。
ベートーヴェン、モーツァルト、バッハに続く第4弾。初出のショーソンの詩曲を含む1983年の来日ライヴが2013年頭にSACDで発売。ヴィオッティもCDで同時発売。
アマゾンで購入する ヴィオッティ : ヴァイオリン協奏曲 第22番&第23番 / ローラ・ボベスコ ~ コレクションシリーズ Vol.4 (Viotti : Concerto for Violin and Orchestra No.22 in A Minor & 23 in G Major / Lola Bobesco) [LP Record] [輸入盤] [Analog]
ノート
- 曲目:
- ヴァイオリン協奏曲 No.22, 23
- 作曲:
- ヴィオッティ
演奏
- ヴァイオリン:
- ローラ・ボベスコ
- 指揮:
- クルト・レーデル
- オーケストラ:
- ライン・パラティナ国立管弦楽団
プロダクト
- レーベル:
- TALENT-SILKROAD
- レコード番号:
- SRM 030LP
- プロデューサー:
- Ronald J. Dom, Ivan Pastor
- フォーマット
- 1LP
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