Wagner : Parsifal
René Kollo, Theo Adam, Ulric Cold, Gisela Schröter, Reid Bunger, Rundfunkchor Leipzig, Rundfunkchor Berlin, Thomanerchor Leipzig, Herbert Kegel / Rundfunk-Sinfonie-Orchester – Eterna 827 031-5
ケーゲルはわからない。
じぇじぇ、ワーグナーが聴かせたいのはここだろう、というところをサッサカサッサカ進めていく。それでも、スタイリッシュに音楽を奏でただけとは違って説得力がある。ワーグナーが工夫してわかりやすく説明しようとしたことを、現代的にあっさりと気持ちでわからせてしまった。この演奏にワーグナーが接していたら、アポーンだ。
数ある《パルシファル》の演奏の中でも説得力があって美しい、稀な演奏だ。
ケーゲルの演奏はクナッパーツブッシュ、カラヤン、ショルティ、レヴァインとくらべて最も快速。現代的というのではなく、録音された時代を振り返ってみると面白い。
演奏会形式で上演されたライヴ録音。それだからこそ、舞台上演の約束事を枷としない本質をがっちり掴んだ《パルシファル》になった。ワーグナーのオペラの中で、オペラと言うよりも視覚でも観るオラトリオのような作品だから、その演劇的振る舞いを念頭に置かないでストレートに《パルシファル》を聞くことだけで良くなった。一体何をワーグナーが言いたかったのかは、耳に残る演奏の断片を1つずつ理解していきさえすれば良い。
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ノート
- 曲目:
- 舞台神聖祝祭激《パルシファル》全曲
- 作曲:
- ワーグナー
演奏
- パルシファル:
- ルネ・コロ
- アンフォルタス:
- テオ・アダム
- グルネマンツ:
- ウルリッヒ・コルト
- ティトゥレル:
- フレート・テシュラー
- クリングゾール:
- ライト・ブンガー
- クンドリー:
- ギゼラ・シュレーター
- 第1の聖杯騎士:
- ホルスト・ゲプハルト
- 第2の聖杯騎士:
- ヘルマン・クリスティアン・ポルスター
- 第1の小姓:
- エリザベート・ブリュエル
- 第2の小姓:
- ギゼラ・ポール
- 第3の小姓:
- ホルスト・ゲプハルト
- 第4の小姓:
- ハンス=ユルゲン・ヴァッハスムート
- 第1の花の乙女:
- エリーザベト・ブロイル
- 第2の花の乙女:
- レギーナ・ヴェルナー
- 第3の花の乙女:
- ギゼラ・ポール
- 第4の花の乙女:
- ヘルミ・アンブロース
- 第5の花の乙女:
- ヘルガ・テルマー
- 第6の花の乙女:
- イルゼ・ルートヴィヒ=ヤーンス
- アルト独唱:
- インゲボルク・シュプリンガー
- 合唱:
- ライプツィヒ放送合唱団、ベルリン放送合唱団
- 指揮:
- ヘルベルト:ケーゲル
- オーケストラ:
- ライプツィヒ放送交響楽団
プロダクト
- レーベル:
- 独 Eterna
- レコード番号:
- 827 031-5
- 初版:
- ブルー・ラベル。
- 録音種別
- ステレオ
- 録音年
- 1975年1月11日、ライプツィヒ、コングレスハレ、ライヴ。
- プロデューサー:
- Eckart Schönberg
- フォーマット
- 5LP

